お酒造り31日目

お酒造り31日目

前回の投稿から10日も空いてしまいました。これからはもう少しマメに投稿します。お酒造りは着々と進んでおりまして、明日で仕込み第10号の留仕込みです。そろそろ仕込み第1号の上槽も近づいてまいりました。

 

蔵から見える仏果山(標高747メートル)の木々は段々と紅葉が進んでおります。朝晩の冷え込みが厳しくなってきたおかげです。朝日を浴びているとさらに赤色がキレイに見えます。そんなキレイな景色を見ようと仕込みの準備が終わってから、トキちゃんのお散歩へ…でも途中でイヤイヤモードになってしまいました。スンスン。

 

犬の画像のようです
毎日のことですが、バーナーを点火して、甑にお米を張り込み、蒸気が抜けるのを待ちます。蒸時間はおよそ1時間ほどですが、気温や天気、蒸米の香りなどで判断し、蒸時間の微調整を行っております。蒸しあがったお米は二人がかりで甑から掘り出し、放冷機へと投入し、仕込みに応じて冷却温度を変えていきます。

 

もうすぐ行われる上槽(※1)に備え、圧搾機のろ過板と圧搾版に濾布を掛けてネジとホックで固定してまいります。今年は10年ぶりくらいに濾布を全て新品に取り換えてみました。新しい方が、見た目もキレイでいいかな、と。「新品にすれば、オリは出ないっすよ。」と技術の方が仰っておりましたし。
※1 もろみを圧搾機を通すことでお酒と酒粕に分離する作業

 

1人、立っている、室内の画像のようです

蔵のエントランスにある山茶花(サザンカ)は今が見ごろです。童謡「たきび」の一節、「さざんか さざんか 咲いた道~♪」が思い出されます。今どきの子供たちは歌っているのでしょうか。

朝、仕込みが終わった後のトキちゃん。放冷機の周りにチョビッと落ちてしまったお米をもらえるときはこの表情。かわいい。

 

犬、アウトドアの画像のようです

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