お酒造り4日目

お酒造り4日目

今日は仕込み第一号の酒母麹を出麹ました…と、その前に。10月17日より無事に令和4酒造年度のお酒造りを始めることが出来ました。こうして仕込みを続けられるのも、お得意先の酒販店様を始め、飲食店様やご愛顧いただいております消費者の方々のおかげでございます。どうもありがとうございます。

 

蔵の入り口にあるケヤキは樹齢450年以上の古木ですが、毎年きれいに緑色の葉をワサワサと茂らせております。樹木の先生曰く、「清冽な地下水が豊富にあるからです。」と。お酒造りに重要な地下水はここでも大活躍をしていたのですね。

 


テキパキと時間通りに洗米をこなし、ザルで受け、浸漬させて参ります。まだ始まったばかりなので、数十キロのごく少量の原料処理です。これが段々と増えていき、本仕込が始まると500キロ近い処理量になります。

 

洗米した翌日は、お米を甑に張り込み、蒸米を仕上げてまいります。おそらく50年近く稼働しているであろうバーナーは今年も元気に働いております。

 

定刻まで蒸したお米は甑より掘り出して、せいろうに広げ、路地放冷をしていきます。毎年のことですが、今期も始まったなぁ、と感じるひとときであります。<路地放冷が終わると、麹室に蒸米を引き込み、種切。昨年は種切と種付けの話をしたと思いますので、それは割愛。手慣れた様子で、代田工場長とランナー高梨による種切作業。蔵人のみんなが一丸となって頑張ってくれているおかげで、私の出番が少なくなってきております。ありがとうございます。あ、今日は真面目な話だけでトキちゃんの写真も話題もございません。これはまた後日…

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