大矢孝酒造とは
成り立ち
蔵の成り立ちは戦国時代、甲斐の武田信玄と小田原の北条氏康が現在の蔵が位置する愛川町で戦った「三増峠の戦い」(1569年)に遡る。初代大矢氏はこの戦いで北条軍の騎馬隊長であったが、合戦後に武士をやめ、名主を数代にわたり勤めた。その後、現神奈川県大磯町の醸造家より酒造株を譲り受けたことにより、酒造業をはじめたことが大矢孝酒造の原点となる。
蔵元挨拶
8代目蔵元 大矢俊介
「自分たちにしか醸せないお酒を。」
八代目蔵元の大矢俊介と申します。蔵があります愛川町は神奈川県の北西部に位置しております。風光明媚、自然豊かな愛川町は春になると蔵の目の前に聳える山々で山菜が、川ではヤマメやニジマスがとれるようになります。
初夏には鮎、晩秋には鹿やイノシシが獲れ、季節の味わいを楽しむことができます。お酒も同じで四季折々の味わいがございます。季節の食材に合わせて食事とお酒を楽しんでいただければと思います。
大矢孝酒造の酒
大矢孝酒造では、2008年から蔵で醸す全ての酒を醸造アルコールを添加しないで造る「純米酒」のみに切り替え、全量純米蔵へとシフトしました。 気取らずに毎日飲めて、食事をよりいっそう楽しめる… そんなお酒を造ることを目標に、速醸造りの「残草蓬莱」と生酛造りの「昇龍蓬莱」を造っています。また、使用する酒米や精米歩合の違いや麹の造り方に変化を持たせ、毎年新しい試みを行っております。
白麹を使用した「四六式」や低アルコールの「Queeen」など少量仕込みの季節商品も造っています。 味わいや香りの好みはもちろん、食事の内容や飲むシーンによってお酒を変える楽しみをお伝えできればと思っています。
蔵見学
日本酒造りの工程についての解説やお酒の試飲ができる蔵見学を開催しています。都会の喧騒から離れ、自然豊かな愛川町で日本酒をお楽しみください。
会社情報
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社 名大矢孝酒造株式会社
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創 業文政13年 西暦1830年
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代表銘柄残草蓬莱、昇龍蓬莱
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所在地〒243-0306
神奈川県愛甲郡愛川町田代521 -
電 話046-281-0028
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代 表大矢 俊介(8代目)
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主な醸造法全量純米、速醸仕込み・生酛仕込み
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仕込み水丹沢山系伏流水
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業務内容清酒の製造・販売
アクセス
〒243-0306
神奈川県愛甲郡愛川町田代521
電車・バスでお越しの方
本厚木駅 01番半原行きバス「半僧坊前」から徒歩9分
本厚木駅 02番半原行きバス「愛川田代郵便局前」から徒歩1分
車でお越しの方
圏央厚木ICから20分
※駐車スペースございます。